伝統の味を継承しつつ、2020年に新しく生まれ変わった横浜のレーズンサンド|Huffnagel(フフナーゲル)
2020年に創業した、横浜で長く愛される「レーズンサンド」を約50年作り続ける、神奈川県・横浜「株式会社かをり」のブランド【Huffnagel(フフナーゲル)】。
その源流は、1947年に横浜橋に喫茶店「横浜かをり」の開業に端を発し、1955年に伊勢佐木町2丁目にて洋食レストラン「かをり」を、1970年に現在の山下町70番地にフランス料理店「かをり」と続きます。そして、その中で生まれたのが「かをり」伝統の味とも言える、ブランデーに漬けたレーズンを使った「レーズンサンド」。そして、2022年12月に「横浜赤レンガ倉庫」に【Huffnagel(フフナーゲル)】初の常設店舗がオープンしました。
【Huffnagel(フフナーゲル)】の「レーズンサンド」は、元々不定期で販売されていた「レーズンオーツクッキー」をベースに、新たなバタークリームを加えたプレミアムな商品として再開発されました。それまでは50年前に考案されてから、レシピはほぼ変えることなく製造されていたそうですが、美味しいものが溢れている現代を鑑みて、温故知新の精神のもと現代の技法や表現で生まれ変わりました。お菓子の味はもちろんのこと、それを中心としたブランドの世界観やパッケージのデザインといった全てに、新しい息吹を感じるブランドとして再び歩まれています。
ちなみに、ブランド名【Huffnagel(フフナーゲル)】は、1860年に開業した、日本で最初のホテル(※諸説あり)と言われている「横浜ホテル」の跡地に「かをり」の本社ビルが建てられ、その当時のホテルオーナーが、オランダ人の元船長Huffnagel(フフナーゲル)で、その名前に由来しているそうです。
Gift Box「Suite」 6個入
価格¥3,000(税込)
※送料は各サイトでご確認ください。
フレーバー異なるバターサンド6個の華やかな詰め合わせギフトボックス。
ほんのり塩味の効いた香ばしいオーツクッキーに、芳醇で上品な風味のバタークリームをサンド。フレーバーごとに、バタークリームだけでなく、クッキーの味も変えて手作りで仕上げられていますので、それぞれリッチな味わいが楽しい。
「羽田空港オンラインショップ」では、
・オリジナル(1個):2種類のブランデーにじっくり漬け込んだ伝統のレーズンをフレッシュなバタークリーム
・あんバター(1個):つぶあんとコク豊かなバターとオーツクッキーのソルティな風味
・レモン(1個):さわやかなレモンの擦りおろしにレーズンの甘みがアクセント
・チョコレート(1個):クーベルチュールチョコをベースに、ブランデーに漬け込んだオレンジピールがアクセント
・ほうじ茶(1個):ほうじ茶の豊かな焙煎香をつけたバタークリームとほうじ茶のオーツクッキー
・チーズ(1個):やさしい乳味感のクリームチーズ
の合計6個セット。他にも、3個入、9個入、12個入があります。※大丸松坂屋オンラインストアも同じ内容です。
また、公式サイトでは、11種類のフレーバーからお好みの6個を選べるセットとなっており、他のフレーバーは、
・黒糖きなこ:黒糖ときな粉の香ばしさが優しい味わい
・セサミポテト:ごまパウダーを練り込んだオーツクッキーに、ふかしてつぶした焼き芋をバタークリームにサンド
・アールグレイ:アールグレイ茶葉を練り込んだオーツクッキーに、ブランデーレーズンとアールグレイ風味のバタークリーム
・抹茶:厳選した「宇治抹茶」パウダーを練り込んだオーツクッキーとバタークリームに配合、粒あんとブランデーレーズンをプラス
・パンプキン(季節限定):えびすかぼちゃの豊かな味わいと甘みあるバタークリームと、かぼちゃとシナモンを加えたチーズクリームの二層仕立て
そして、同じく3個入、9個入、12個入も取り扱われています。
フレーバーごとの楽しみがあるのはもちろん、そのパッケージデザインは、「横浜ホテル」と同時代、つまり19世紀末から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパで一大潮流を生み出した芸術運動アール・ヌーヴォー(Art nouveau)のトーンを取り入れ、横浜らしい異国情緒がありつつ、どこかしら懐かしさや温かみを感じる意匠が秀逸で美しい。
Puffangel パフェンジェル 16枚入
価格¥1,800(税込)
※送料は各サイトでご確認ください。
シンプルさと究極的な美味しさを追求した、バターシルククッキー。
芳醇な香り深い「バター」、甘美の「粉糖」、きめ細かな食感を演出する「シルク」。主にこの3つの素材から作り上げられています。バターは材料総量に対して44%贅沢に練り込まれ、その奥深い香りを感じられるようにあえて甘さは抑え目。そこへ『Huffnagel』の原点である「横浜ホテル」創業の前年に横浜の開港」されたことから、当時貿易で繁栄をもたらした「絹=シルク(絹タンパク抽出液)」を配合し、溶けゆく食感に。仕上げにまぶす粉糖でまるで粉雪を纏っているかのような美しい仕上がりになっています。
ちなみに、品名の「Puffangel」は、ブランド名「Huffnagel」の頭文字を「P」に変更し、さらにアナグラムによって考えられたそうです。「Puff」は空気のように軽い様を表し、そして「Angel」と続き、このスイーツのビジュアルやその口当たりや味を表すのにぴったりな名称ですね。
「羽田空港オンラインショップ」では、公式サイトと同様の黒ベースにゴールドのエレガントなデザインパッケージの他に、羽田空港のシンボルカラー「haneda blue」と関連付けられた青空をイメージした爽やかで上品な限定パッケージもあります。
【Huffnagel(フフナーゲル)】
神奈川県横浜市中区新港1-1 横浜赤レンガ倉庫2号館1F
横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅 出口5 徒歩13分